「打ち出の小槌」を湯口に置き、福を授かって帰っていただく。振れば願い事が叶う打ち出の小槌をテーマにしたお風呂です。※温泉は循環式です。
料金 | 50分:4,000円(税込み) | 営業時間 | 14:00~24:00(最終受付23:00) |
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宝珠とは…「龍」の持ち物とも言われています。金銀財宝を思いのまま出すことができる。
また、意のままに人生を過ごすことができる。そういった夢をかなえる不思議な珠です。
打ち出の小槌によく似た宝物といえます。
宝船の帆柱や橋の欄干などでよく見かける炎を表したタマネギ状のものが宝珠です。
宝鍵とは…蔵の鍵のことを言います。
宝の蔵をたくさん持つほどの裕福な身になるようにそうした願いが込められています。
宝鍵は独特の雷文形をしています。これは落とし錠を引き上げるための形です。
今では宝鍵そのものを目にすることはありませんが「鍵の手に曲がる」などと言葉だけは残っています。
丁子とは…香辛料のクローブのことです。
インドネシア北東部のモルッカ諸島原産で常緑喬木に咲く花は淡紅色で香りが高く開花前の花蕾を乾燥させたものが丁子です。
平安時代の初期に日本に輸入され医薬品や香料として珍重されました。
丁子はバニラ風の芳香のよさとその希少価値から宝尽くしのひとつに加えられたと考えられます。
隠笠とは…元々「天狗」の宝物と言われています。
人ならぬものが使って人にはできないことをするということから秀でた才能を得る。
という意味と姿が見えなくなることから災から身を守ってくれる。という意味があります。
隠笠は平安時代中期には既に一般に知られており拾遺和歌集には隠笠を詠み込んだ歌があります。