栄実【エイジツ】
栄実はノイバラになる赤い小さな実です。油出されたエキスは肌をひきしめるとともに美肌効果を持つといわれています。
桑【クワ】
桑の根の皮を乾燥させて得るクワエキスは美肌効果を持ち、また炎症を抑える作用があるといわれています。
当帰【トウキ】
高山に育つ当帰の根から油出されたエキスは、高い保湿力を持つとともに血行を促進させる作用を持つといわれています。
苦参【クララ】
マメ科の多年草である苦参の根から油出されたエキスは、抗菌作用があるといわれています。
黄檗【オウバク】
別名キハダと呼ばれる黄檗。その樹皮から油出されるエキスは高い保湿力を持つといわれています。
芍薬【シャクヤク】
芍薬は中国満州原産の大きな花を咲かせる多年草で、その根から油出されたエキスは炎症やアレルギーを抑える作用があるといわれています。
オタネ人参【オタネニンジン】
オタネ人参の根から油出されるエキスは、抗炎症作用、保湿作用、細胞活性作用とともに、皮膚をやわらかくさせるといわれています。
千振【センブリ】
千振は当薬とも呼ばれ、古くから健胃薬や養毛薬に用いられてきました。全草から油出されるエキスは細胞に活力を与え、肌の老化を防ぐといわれています。
銀杏【イチョウ】
銀杏の葉から油出されるエキスは、高い保湿力を持ち、血行を促進させるといわれています。
大豆【ダイズ】
大豆から油出されたエキスは乾燥を防ぐ作用があり、肌に浸透し肌荒れを防ぐといわれています。
先人たちは自然環境の中でたくましく育つ植物の生まれながらに持つ力を判断し、病気やけが、または健やかな肌を保つため的確に利用してきました。科学的な理論に基づいて作られる薬とはまた違う植物の恵み。その一例をご紹介いたしました。