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宿たより

2024/10/04

今日は「陶器の日」☆

本日10月4日は「陶器の日」です♪
奈良時代・平安時代にはじめて日本で陶器が焼かれ、当時はこれを「陶瓷(とうし)」と呼んでいたそう!
その語呂合わせからこの日が「陶器の日」と制定されたそうです◎

「陶器」とは陶土と呼ばれる粘土を主な原料としており、「土物」とも呼ばれます♪
熱伝導率が低いため、熱しにくく冷めにくいのが特徴です◎
代表的なものには益子焼や備前焼、美濃焼、信楽焼などがありますね☆
ちなみに焼き物を「陶磁器」と呼ばれることがありますが、これは「陶器」と「磁器」を総称したもの♪
「磁器」は陶石を主な原料としており、「石物」とも呼ばれます◎
熱伝導率が高く熱しやすく冷めやすいのが特徴で、九谷焼や有田焼などがそれにあたります!

代表的な陶器のひとつである益子焼は、栃木県益子町周辺の焼き物です♪
益子焼の歴史はさかのぼること江戸時代末期!
茨城の笠間焼を修業していた大塚啓三郎が益子町で焼き物に適した陶土を探し出して窯を築いたことが始まりとされています◎
以降、非常に優れた陶土を産出すること、首都圏に近いことなどから、鉢や土瓶など日用道具の産地として発展を遂げたそう☆
後に益子に定住した濱田庄司が、柳宗悦らとともに民芸運動を進めると、益子焼は「芸術品」としての側面も持つようになりました♪
現在では窯元は約250、陶器店は50にものぼり、多種多様な作品を楽しむことができます(^^)

益子焼の特徴は土の質感です◎
使用している陶土は気泡を多く含み、砂気が多く粘性が少ないため、細かい細工には向かず厚手に仕上がるのだそう☆
それにより丸みのあるぽってりとした質感の器に仕上がります(^^♪
あたたかな手触りと素朴な風合いは食卓にもぴったりです!
江戸時代からの歴史ある益子焼ですが、益子焼らしさを大切にしながらも先鋭的なデザインを融合させ、現在も多くの人に愛されています◎

当館の売店 おみやげ街道「麻屋」でも益子焼の器を販売中♪
カップやお茶碗、小皿などを取り揃えております◎
ご自宅用にはもちろん、ご家族やご友人などへの贈り物にもいかがでしょうか☆

■秀峰館6階 おみやげ街道「麻屋」
【営業時間】7:30~11:30/13:30~21:30
 
益子町では、春と秋の年に2回、益子陶器市が開催されております♪
陶器市は1966年から始まり、「とちぎのまつり100選」にも選ばれているイベントです◎
開催期間中は販売店約50店舗の他600のテントが建ち並び、伝統的な益子焼から日用品、美術品まで様々な商品が販売されます!
職人さんたちと直接会話を楽しむことができるのも魅力です☆
今年の秋の陶器市は11月2日(土)~11月5日(火)に開催予定!
ご予定が合いましたら、ぜひお出掛けになってみてはいかがでしょうか(^^♪

▼益子陶器市 詳細はこちら(益子町観光協会HP)
http://blog.mashiko-kankou.org/ceramics_bazaar/
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