十三夜☆彡

宿たより

2023/10/27

本日10月27日は「十三夜」★
1年の中で最も美しい「中秋の名月」が見られるという十五夜は多くの人がご存知だと思いますが、「十三夜」はあまり知られていないのではないでしょうか？
「十五夜」は旧暦の9月13日から14日の夜のことで、十五夜が中国から伝わった風習であるのに対し「十三夜」は日本で始まった風習です◎
旧暦は月の満ち欠けなどを用いて作られた暦で、新月から数えて14日目から17日目が満月にあたります◎
したがって、十五夜は新月から数えて15日目の美しい満月、「十三夜」は新月から数えて13日目の少し欠けた満月ということになります♪
「十三夜」は十五夜に次いで、美しい月だということが分かりますね(^^）

「十三夜」は十五夜と同様、一般的に月見団子をお供えします☆
月見団子を供えるのは、お米が無事に収穫できたことに感謝し、来年の豊作を祈願するためと言われています◎
十五夜にはその他、ススキや里芋やさつま芋などの芋類、秋の七草などを供えますが、「十三夜」には栗や大豆、果物などの秋の実りを供えます♪
これには十五夜が神様に豊作を願う日、「十三夜」が秋の収穫に感謝する日という意味があるからだそうですよ(^^）
本日は、当館でも八番館6階の連絡通路と秀峰館1階湯上り処に月見団子や秋の味覚のお供え物を用意しております☆