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2023/08/30

徳川家康と日光東照宮♪

現在、NHKにて放送されている大河ドラマ「どうする家康」☆彡
ひとりの弱き少年が乱世を終わらせた奇跡と希望の物語になっており、新たな視点で誰もが知る歴史上の人物・徳川家康の生涯を描いています(^^)
徳川家康は生涯で三河国(現在の愛知県東部)や駿府(現在の静岡県中部)、浜松、江戸など様々な場所で偉業を成し遂げたことにより、日本全国にゆかりのある地が多数存在しています◎
栃木県日光市も大変ゆかりのある地域で、県内で最も有名な建築物と言っても過言ではない「日光東照宮」は徳川家康のお墓です♪
駿府や江戸などに長年身を置いてきた家康ですが、自らの最後の地としてなぜ日光を選んだのでしょうか?
本日はそんな家康との関係性とともに、栃木の誇り「日光東照宮」の魅力をご紹介いたします☆

◆どうして家康は日光を選んだのか
家康は亡くなる間際「遺体は駿府(現在の静岡県)の久能山(くのうざん)に葬り、一周忌を過ぎたら下野(現在の栃木県)の日光山に小堂を建てて勧請せよ」と遺言を残しました。
久能山は家康の生まれた岡崎と隠居地であった駿府を結んだ線上にあり、この線は太陽が昇って沈む線上にあるため「太陽の道」と呼ばれています。
また、富士山は「不死」を意味しており、久能山で埋葬された家康が生き返り、富士山を越えて日光にたどりつくことで永遠の存在になると、家康は考えたのでしょうか?
日光は江戸(現在の東京都)からみて真北にあり、不動の北極星の位置から幕府と日本の平和を守ろうとしたともと伝えられています◎
これらの理由から、家康は日光東照宮に祀られることを選んだのだと考えらえています☆

◆日光東照宮の凄さ
遺言をもとに家康の息子 徳川秀忠が日光東照宮を建立しましたが、当時は簡素な作りだったのだとか。
現在の様な豪華絢爛な建物になったのは孫の徳川家光が大規模な造替を行ったから☆
家光は家康を大変尊敬していたそうで、造替の際は江戸だけではなく大阪や京都などからも大工を呼びつけ、総勢168万人で作業にあたったそう。
総工費は現在の価格で約300億円!
竣工後、建築美のすばらしさから「日光を見ずして結構ということなかれ」という、日光東照宮を見たことがないものは建築の美を語る資格はない、という意味のことわざができたほどでした(^^)

◆日光東照宮の見どころ
【三猿】
神様に仕える馬をつなぐ厩(うまや)、神厩舎(しんきゅうしゃ)で見ることができる有名な彫刻です☆
神厩舎では厩を守る猿を用いて人間の一生が描かれています◎
「見ざる・聞かざる・言わざる」の三猿は「悪い方に導く言葉を聞くな、悪い行いを自然だと見るな、理由もなく悪く言うな」という素直な心のままに成長せよという戒めを表現しています♪
その他にも神厩舎には様々な猿の彫刻がございますので、ぐるりと回りながら作品をお楽しみください◎

【眠り猫】
日光東照宮の境内にある彫刻の中で最も有名で、多くの観光客に参拝されている国宝です♪
こちらは徳川家康の墓所がある奥社への参道の入り口、東回廊潜り門で見ることができます◎
美しい牡丹の花の下で日の光を浴びながら気持ちよさそうにうたたねをしている猫は「日光」にちなんで作られたと言われています☆
「眠り猫」の裏側には二羽の雀が据えられおり、「天敵であるはずの猫が居眠りをしていれば、雀と共存していけること」、「警戒心の強い猫も安心して眠りにつけること」などから、平和の象徴の示唆としても考えられています♪
「眠り猫」の表情を見ているだけで、私たちも穏やかな気持ちになれそうです(^^)

【日光東照宮・奥社】
拝殿・鋳抜門(いぬきもん)・御宝塔からなる、徳川家康の墓所です◎
「眠り猫」のある東回廊潜り門をくぐり、207段の階段を上った先に広がっています♪
全てが国の重要文化財に指定されており、長らく神聖な場所として一般の立ち入りはできず、非公開でしたが、昭和40年の東照宮350年式年大祭を機に公開されるようになりました(^^)
徳川家康が埋葬されている上に建てられた御宝塔の周りには、遺言が記された看板やパワースポットとしても知られている叶え杉などもあります◎
徳川家康へのご挨拶やお願い事をしたり、パワーをもらったり...!
日光東照宮に訪れたら必ず足を運んでいただきたい場所です♪

いかがでしたでしょうか(^^)
「どうする家康」をご覧の方もそうでない方も、家康が眠る「日光東照宮」にぜひ足を運んでみてくださいね♪

▼「どうする家康」公式HP
https://www.nhk.or.jp/ieyasu/

▼「日光東照宮」公式HP
https://www.toshogu.jp/

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